7月になりました。
ブログの更新も久々です。
今年は販売に出向く予定がほとんど無いのですが、幸いに神戸のギャラリー住吉倶楽部様がお声をかけてくださり、少しづつですが器を置かせていただいております。
5，6月は身心ともぐらぐらと揺れてしまい、ご迷惑をかけてしまった方も多いのですが、そんな中でもこちらのオーナー様は気長に待ってくださり、
本当に感謝している方のお一人です。
というわけで、今回は少し気合も入れなおして、思い切り「夏」をテーマにした器に仕上げました。
いろいろ作りましたので、ご興味がある方はぜひお手に取っていただけると幸いです。
それに、お店には本当に素敵で、厳選された品物が沢山あるので、イチテンゴの器云々より、ぜひギャラリーに行かれることをお勧めします！！
少し器の紹介です。
上に写真のような、風鈴を作りました。
それぞれに、音色が違います。
高い音色、乾いた音色、それから、控えめに風のそよぎを伝えてくれる音色。
見ているだけでも涼しくなるように仕上げました。
出し入れするときにも楽しいように、中にも少し絵があります。
こちらは、きゅうりの風鈴です。「ベロ」もきゅうりっぽくしました。
海の風鈴です。
青い海の風鈴以外は一つずつです。
それから、器もあります。
クジラと花火
こちらはクジラと花火のプレートです。よく見るとクジラの上にトリが団扇をもって花火を見ています。
こんなプレートもあります↓
夏のお出かけをイメージしました。
みんなで海に行く様子をかいたのに、バス停に「海」と書いてしまった。もう、着いてる！（笑）
ひまわりの黄色は暑さを彩る、夏の色です。
後ろから、バスが来ています。ソファアローレンが乗っているかもしれません。バスだけど。あ、急に切なくなるか、、、。その想像は、お好みで。
あわい藍色と緑で水辺をイメージしました。黄色い蛍も控えめです。
夏のお料理にも合うと思います。
これを作っているときは雨でした。写真には写っていないけれど、左上には虹がかかっています。いろんな動物の種類を作りました。憂鬱な雨の朝なんかに、使ってもらえるとうれしいです。
夏になると作りたくなる器です。今回はたたらで仕上げたひらひらした鉢と、轆轤で仕上げた鉢を作りました。上は「たたら」。
写真の色は違うけど、どちらも、同じ色目です。今年は、くるくるとしたツルをしっかり！描きました。使いやすい器だと思います。
織部の器も夏にはいいと思います。犬たち吠えてます。
他にも、海やイカの器も作りました。
ぜひ住吉倶楽部さまに足をお運びくださいませ。
お店のご都合により、器の陳列やお取り扱いが無い場合もございます。どうぞご了承くださいませ。
ギャラリー住吉倶楽部
〒658-0051
神戸市東灘区住吉本町1-5-1-103
OPEN 11:00〜19:00（水曜定休）
TEL：078-841-9839
info@sumiyoshiclub.com
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私は、ここの所いろんな事があって、しんどいこともあったけど、学ぶことも多い期間でした。
そんなかなで思ったことの一つに、心のありようで景色が全く違う物に見えるということでした。
最近読んだ、ダライラマの本の中に「心は池のようなもので、外の作用でいくらでも変化する。時には嵐で濁り、そして沈んで、澄む。その繰り返し」というようなことが書いてありました。
私はこの文を読んだときに涙が出そうになりました。
私たちは、いろんなことで、心の池が変化します。
それ自体は仕方のないことで、嵐や雨が降った時にはそれに任せるしかないのだと思います。
それを、どうすることも出来ないけれど、池が泥で濁った時に見える灯りがあって、それは誰かの優しさや、時には、好きな物や美しい物なのかもしれないな、と思いました。
ちなみに、今回の私の『灯り』は、周囲の優しい人々と、不意に聴こえた山下達郎の「ヘロン」でした。
こういう、『灯り』は、暗いときにより明るく見えるもので、とても強い力を与えてくれると、心から感じました。
私の器も、微力ながらどこかで誰かの『灯り』なって、お役に立てるとうれしいと思っています。おこがましいけれど。
梅雨の時期は疲れも出やすい時です。皆様、どうぞ心どうぞ体の健康を大切に日々をお過ごしください！
