イチテンゴ | たのしい器

イチテンゴ 山本やすみのブログです。

「ココロの天秤あるいはシーソー」の器。

今回は、天秤の器シリーズをを作りました。

この器に込めた思いなどをちょと書き留めておこうかと思います。

 

どっちが重い?

ココロの中に自分の天秤がある、と思います。

 

自分にとってはこちらが大事でも、他の人にとっては違うとか、あるいはその時々の場面によっても違ってくる、なんてこともあります。

重さが人によって、時によって変わる感じの、不思議な天秤という感じでしょうか。

 

 

好きで大切は重さが増す


本当は。

いろんなことに対して、バランスが取れているのが一番良いのだろうけれど、なかなかそういう訳にもいきません。

私は、様々なことに対してアンバランスでいつもゆらゆらグラグラしています。

きっと、周りから見たら「そんなことが大事なの?」と思うことに重きを置いているのだな、と思うことがしばしばです。

でも、きっとみんなそうなんだと思います。

そうしかできないし、それでいいのだと思います。

 

明らかに重さが逆転しているパターン。

心の中の天秤は、シーソーみたいにギッコンバッタン動いたりしているようにも思います。

そして、そのシーソーは誰の目にも見えなくて、自分でさえ見えていないのかもしれない。そんな気さえしてきます。

 

 

本当は重くないのかもしれない。

もしかしたら、重い軽いは本当は関係なくて、後から勝手に重量を決めてしまっていることもある気がします。

 

ココロの天秤って自分が思っているより正直。だけど、だまされやすい。おかしなバランスなのかもしれないなぁ、、。

 

バランスは無視してみる

と、、。そんなことを作りながら思ったり、焼きあがったものをみて考え直したりしました。

 

この天秤あるいは遊具のシーソーの絵柄。

描いてると、あれこれと頭の中が遊び始めます。

 

お使いいただく方のココロの天秤が楽しく動いてくれると嬉しいです。

 

いろんな重さのいろんなバランス、という感じです。